"ハゲはストレスから"という思い込み
わたし、ちょっと前からハゲがあります。
最初に発見したのは子どもを産んでから、その子の病気がわかって一緒に入院していたときのこと。
産後なのにゆっくりできないというのことと、集中治療室から小児病棟に移っての集団生活に猛烈にストレスを感じたことを憶えています。
あれから10年近く経つし、その時は気にしていなかったら自然に治ったので、今回も大丈夫かな~と思っていたんだけど・・・
円形は増えるし広がってきている(泣)
で、原因は何か?
どんなストレスがハゲを作ってるのかと必死で探してました。
それさえわかれば、ストレスを除けば治るだろうと。
子どもの学校のこと?
その前は…失恋?
その前は…彼とのケンカ?
その前は…職場でのイザコザ?
その前は…
って掘っていっても、どれもこれもストレスっちゃーストレスだけど、そんなのみんなあるよな~と。
そもそも私の抱える円形脱毛症って、なんだろ?と思って、今日初めて検索してみました。
円形脱毛症の原因については、様々な説が提唱されています。近年では、“髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生”する「自己免疫疾患」を原因とする説が有力です。
ええ?!
目からうろこ!!
ストレスだけが大きな原因だと思っていたのに!
確かにストレスは発症の一因とも書いてあるんだけど、"そもそも"なりやすい人がいて、(私の場合はアトピー)"妊娠から出産後における女性ホルモンの減少"も、原因の一つってあるじゃないか!!
出産後のホルモン減少
集団生活のストレス
遺伝的要素
免疫機能の異常
きっかけは女性ホルモンの減少で、それからいくつもの要因が重なったんだ。
そして、自己免疫疾患がハゲに大きく関係しているとは。
どうして、自分のリンパ球が自分の毛包を攻撃してしまうのか、その理由は完全には分かっていませんが、患者さんの遺伝子を詳しく調べた結果、現在では毛包を標的にした自己免疫病だと考えられています。
自分を守るために、自分で自分を攻撃しちゃうなんて…バカだな~わたし☆
でも下の表を見たら、必死で守ろうとしている自分が可愛く思えてきました(笑)
これからもいろんなことに気付けるといいな。
免疫応答のバランスと病気(IHECホームページより)